20XX年1月18日
息子は、誕生日に貰ったゲームのプリペイドカード1500円分の使い道について悩んでいた。
とても嬉しそうに、何がいいかなーと話していた。
本当は、ゲーム内のアイテムで欲しいものがあるようだったが、それは1600円で少し足りない。
足りないから、他のものにしようかなーと言いながらも、嬉しそうだった。
そうそう、子どものとき、お小遣いやお年玉で何買おうかなーと考えるの、ワクワクするし楽しかったなーと思い出しながら、微笑ましく息子を眺めていた。
遂に、息子は買うものを決めた。
ゲーム機上でオンライン購入するらしく、その操作を夫に頼みに行った。
息子が夫に話すと、夫は「我慢して、頑張ってお金を貯めてから、欲しいものを買うべきだ」と言って、購入してくれなかった。
息子は長い時間、何を買うか考えた末に決めたので、悲しい気持ちになった。
私のところに寄ってきて、涙を堪えている。
代わりに私が操作してあげたいが、ゲーム機を触ったこともない。。
息子に、「どうしてもこれが欲しいから!ってパパに言ってみたら?」と言った。
息子は、「怖いからいい。。。」と言って諦めた。
自由がない。。
あまりにも。
子供の時って、自分の持っているお金の範囲で、これが欲しいあれが欲しいって悩んだり、軽い気持ちで買って、後から欲しい物が出てきて後悔したりとか。
そんなことを繰り返しながら、お金の使い道って考えるようになってくるのではないかな?
「夫の支配」としか私には思えない、この状況。
私と夫の価値観の違い、という言葉だけで終わらせられない、終わらせたくないという想いが日に日に募ってくる。
私の考えも間違っているのかもしれないし、そもそも、正解がないのかもしれない。
夫婦のこの価値観の違い、違和感。
世の中の家族は、どう解決して、乗り越えているのだろう。
自分の方が正しいような気がしてしまうけど、自分の考えを押し付けるのも違う。
息子が、自分で考えて行動できる人になって欲しいから、だからこそ、どう対応すればよかったのだろうか。
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