20XX年7月11日
昨夜の出来事で、夜はほとんど眠れなかった。
しかし今日は月曜日。仕事に行かなくてはいけない。
朝7時にリビングに行くと、夫と息子がまだ寝ている。
息子も、今日はMさん息子の誕生日だから休むことになっているらしいし(夫とMさんの計らい)、特に起こす必要もない。
そんな理由ごときで学校を休むことは、もちろん納得していないが、また夫やMさんとバトルになっても、私の気力と体力を消耗させるだけで、息子を今日学校に行かせる自信はない。。。(そもそも息子自身も、学校が休めてラッキーくらいに思っているのだ)
寝ている二人を横目に、出勤のため身支度していた。
キッチンには、昨日のパーティに持って行った荷物が散乱している。
空のタッパーや残ったスナック菓子の袋、大きなレジャーシートなどに紛れて、テキーラの空のボトルが無造作に転がっていた。
更に、ビールの空の缶も。
大人は二人だけだと言うのに、ビールもテキーラも用意するとは、ただのアル中の飲み会である。
夕方4時に出かけて行ったので、ゆうに8時間を超える長時間の公園飲み会。。。
本当に、Mさんの息子Aのための誕生日会だと言えるのだろうか。
子供達(Aと私の息子)は本当に楽しんでいたのだろうか。
いくら夏だと言っても、夜は肌寒いだろうし、真っ暗だ。
さらに、夏なので虫だって沢山いるだろう。
とても素敵なピクニックとは思えない。
一体、この暴挙をどう止めたらいいか。
私一人が、この毒親二人に訴えたところで何も変わらないと思う。
誰に相談したらいいのか。
そんなことを考えながら、会社に向かった。
私はちょうど二日前の土曜日、姉と電話していて、あるアドバイスを受けていた。
姉の友人が、区の相談窓口に勤めており、そこには毎日沢山の悩み相談の電話があるそうだ。
そして、(それ専門の窓口なのだと思うが)ほとんどが、夫からDVやモラハラを受けていて困っている女性からの相談だという。
その内容に応じて、解決に向けて、様々な専門機関を紹介するのだそうだ。
私が夫から受けている暴言や暴行に関して、姉はその友人に少し話してみたところ、区に相談してみたらどうかとアドバイスをもらい、そのことを私に教えてくれた。
その友人曰く、
「それ、、、完っ全にモラハラ!!
しかも、そいつ(私の夫)、完全にサイコパスだよ。
基本的に暴言がメインで、身体に痣とか怪我はさせないように、何度も突き飛ばすのだって、わかっててやってるよ。
怪我させたらアウトだと思ってる。
息子を囲い込んで、洗脳してるところもやばい。
早く離れた方がいい。
できれば、息子を連れて。今すぐ。」
しかし、、、私も息子を連れて出て行きたい気持ちは山々なのだが、息子は自宅を出たがらない。
今の学校に通い続けたいと思っているし、引っ越したくないのだ。
さらに言うと、夫からも離れられない様子なのだ。
これがどういう心理状況なのかは、よくわからない。
息子も、夫から暴言暴行を受けていた時期はあったが、最近は夫が気をつけている部分もあるだろうし、息子自身も夫に対して上手く立ち回れるようになってきたと感じる。
かと言って、その二人の間に、確固たる信頼関係があるようには見えないのだ。
なんというか、、、夫は息子に依存しているように見えるし、息子もある意味同じ状態になっているように思うときがある。
つまり、「共依存」状態なのだ。
この状況で、息子を連れだして、私の実家に行って住む、という選択肢はかなり厳しい。(同じ東京だと言っても、片道1時間かかる)
まだ幼い保育園児くらいであれば強行突破は可能かもしれないが、息子は小6で受験生なのである。
姉の友人の言うような強行突破は難しいが、まず、区に相談してみたいと思った。
これまで、この状況を誰に相談したらいいのかわからなかったのだ。
会社に着いてから、区の相談窓口をネットで調べて、早速電話してみた。
諸事情を軽く説明し、私の悩み相談に適した窓口に回された。
夫が突然離婚宣告をしてきてから、既に一年半経っている。
何から話していいかわからないが、直近で起こったこととして、昨夜起こった出来事について話した。
すると、電話の向こうの相談員の口調が急に変わり、
「それは、、、児相案件ですよ!
夜中まで子供を公園に連れ出して、大人は酒を飲んでいるというのは、虐待と変わらないです。
この件については、児童相談所に連絡する必要がありますが、宜しいですか?」
私にとっては、何でもよかった。
とにかく、夫とMさんの暴走を止めてくれるなら、児相だろうが、警察だろうが、弁護士だろうが誰でもいい。
藁をもすがる思いで、ここにも電話したのだ。
私「はい、もちろん良いです。
児相にご連絡してください。」
そして、昨夜の案件は児相に回され、引き続き私の悩みについては、また別日に対面で相談する機会をもらった。
夜、仕事から帰宅すると、夫も息子もいなかった。
学校を休んで、また今日も遅くまでAくんのお祝いをしているのか。。
一体、どこで、何時までやっているのだろうか。
息子のGPSを見ると、都内の閑静な住宅地エリアを指している。
我が家からは車で30~40分くらいの場所で、あまり馴染みのない場所だ。
Mさんは近所なので、Mさんの家ではない。
その後、22時に夫と息子が帰って来た。
すると、息子の顔は腫れ上がっており、目は真っ赤、鼻腔も腫れているようで左の鼻呼吸がしづらい様子だった。
一目で、アレルギー反応だとわかった。
息子は、犬のアレルギーがあるのだ。
5歳くらいの時に、ミックスナッツを食べて、同じような症状になった。
休日だったので急いで救急病院に連れて行って、胡桃のアレルギーがあることがわかった。
後日、何のアレルギーがあるのか詳しく検査したところ、クルミ以外にもダスト・花粉・犬のアレルギーがトップで酷かった。
夫の実家は犬を飼っているので、家に遊びに行くと、息子は必ず目が赤くなったり、鼻腔が腫れて鼻呼吸がしづらくなるのだ。
かと言って夫の実家に全く行かないというわけにもいかないので、行ってから症状が出てきたら早めに帰宅したり、義母も気にしてくれていて、私たちが来る前に大掃除してくれたりして、何とか対応していたのだった。
だから、息子の顔を一目見て、すぐにアレルギー反応だとわかったし、その家には犬がいたのだろうと想像がついた。
私は息子を急いで風呂場に連れて行き、顔や目をガシガシ洗ってやり、お風呂にすぐ入るように促した。
風呂から出た息子の顔には軟膏を塗った。
鼻腔が腫れ、鼻呼吸しづらくて寝付けない様子だったので、鼻腔周りに鼻がスーッとするようにミントのオイルを少し塗ってあげた。
夫はその間、知らん顔でベッドに入っていた。
翌朝、息子の顔の腫れは引いており、特に体調にも問題がなさそうだったので、学校に行かせた。
しかし、私の内心には、夫とMさんに対する怒りと非難が燻り続けた。
この日、MさんのInstagramのストーリーを見て、息子が連れて行かれたお宅は、Mさんの友人宅であり、その家には保護犬5匹と保護猫3匹がいたことがわかった。
息子が犬のアレルギーがあることは、もう何年も前から、夫だって知っている事実だ。
なぜ、息子の様子を見て、先に帰らなかったのか。
そして、Mさんとその家の方にも、疑問が残る。
息子が犬のアレルギーがあることを知らなかったとしても、客人として連れて行った息子の目が真っ赤だったり、痒そうである様子は一目見てわかることだ。
氷で冷やしたり、目を洗わせてくれていたら、もっと症状は少なくて済んだのに。。
余りのノーケアぶりに、Mさんの自分勝手さと、Mさん友人も同胞な感じが、とてもよく伝わってきた出来事だった。
それはとても残念に思う、大人の対応として。
もちろんMさんから、「息子さん、目が赤かったんだけど、大丈夫だった?
すみませんでした。」などという謝罪は一切ない。
前夜の児相案件である真夜中のピクニック事件も併せて謝罪してほしいくらいだというのに。
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息子のアレルギーは、犬皮膚だけではなく、胡桃やダニ・ハウスダストなどにも反応しました。
そのため、犬は飼っていなくても、ハウスダストやダニに注意するため、掃除と洗濯はこまめにするように気をつけて過ごしてきました。
でも、平日は毎日お仕事だし、雨天の日だってある。毎日、布団やシーツを洗濯するのは大変ですよね。
そんなとき、私も実際に使用していた、こちらのダニ捕りロボは優秀でした!!
3か月毎に交換するのですが、時折、交換を忘れていると、「あれ?なんか痒がっているかも?」と息子が寝ている間に身体を搔いているいうことがありました。
急いで交換時期を確認すると、やっぱり過ぎてる!なんてことも。。
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