20XX年8月23日
早くも、離婚調停の3回目だ。
私も夫も弁護士を雇うことなく、各々が調停員と話すことを数回繰り返す、という離婚調停が続いている。
夫の離婚事由というのは、主に三点。
①浪費
②怠慢
③暴言
私が仕事をすることなく、浪費していると主張してきたが、私は夫が離婚を言い渡してきた時点では、二年間半の大学院を卒業したばかりで、国家試験に向けて勉強していた。
大学院に入る前は、息子が生まれる前後の8か月しか休んでおらず、出産後7か月で仕事に復帰し、大学院に入ることに至る直前まで仕事をしていた。
二つ目の「怠慢」については、私の育児が無計画(子供の習い事を見に来ず、子の成長への興味が薄い、子への最低限の躾が出来ていない等々)であり、怠惰な生活(日常的な飲酒、朝食を作らない、掃除洗濯の怠慢)をしていると主張してきた。
実際には、息子の習い事については、夫に相談してもいつも生返事ばかりなので、水泳や公文、ピアノなど、色々と習い事を決めて、仕事の合間に習い事送迎をしていたのは全て私だ。
唯一、夫が習わせたがったサッカーとボクシングに関してのみ、夫が送迎等全て行っており、私はあまり見に行ってはいない。
それ以外の習い事や息子の世話、家事全般は全て私がやっているのだ。
夫が好んで息子に習わせていることについては、夫に任せていただけである。
その時間は、私は家事をしたり食事を準備したり、身体を休めることにしていた。
怠慢だと? ふざけるな。。。
最後の「暴言」については、あれですね。
夫の心がパリンと割れた、あの事件のことが主に主張されていた。↓
ガラスが割れる音 – 進撃のモラ夫 (shingekinomorao.com)
要するに、調停で離婚が成立するような離婚事由は一つもなかったのだ。
むしろ、夫の主張は嘘ばかり。
調停員は、上記の夫の主張をウンウンと聞き、次に呼ばれた私に、「旦那さんはこう言ってるけど、どうする?」とは言うものの、私が「私は、子供のためにも、今すぐ離婚する気はありません」と答えると、「そうだよね、、」と答えるだけだった。
夫からの離婚調停の申し立てとは別に、私からも、婚姻費用申し立てをしたので、調停ではこの二点について話し合っていた。
夫は夫で、「婚姻費用については一切払いません」ということを繰り返し、互いの希望は叶わず、調停は不成立で終わってしまった。
なんともやりにくいのは、離婚調停をしているにもかかわらず、私たちは同居していることだ。
どちらも家を出て行くことはなく、相変わらず、私と夫と息子の三人暮らしだった。
ここ最近の家での様子も、これまで同様、夫の身勝手な行動ばかりだ。
8月6日
オリンピックを見たがる私と息子。
我が家にはテレビがないので、オリンピックが視聴できるように事前に、TVer?なのかAbemaなのかわからないが、夫が契約してモニターに映して見ていたのだが、夫が見たい競技しか見せてくれなかった。
夫が観る競技は、息子には興味がないものばかりで、仕方なく、息子は携帯でYouTubeを見始めた。
すると、夫が
「うるさい!!」
と言って、息子にイヤフォンをつけさせて、部屋の隅に追いやった。
大きなスクリーンで、夫だけが、家族の誰も興味がない競技を一人で悠々と観ている。
何が楽しいのだろう。。
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