ストレス

20XX年4月11日

私が買い物から帰宅すると、息子が玄関の床に座り込み、泣いていた。

理由を聞くと、

息子「勉強でね、、わからないところがあって、、、パパに聞いたら、、、

なんでわからないの? 

気持ち悪いって。。。。

言われた、、、、。」

絞り出すかのような声で、涙が出るのを必死にこらえながら、どんなに悲しかったかを伝えてくれた息子の姿を見て、私も悲しくて涙が溢れてくる

息子と同じようにショックを受けた私は、息子を抱きしめて何度も謝った。

「ごめんね、ごめんね。

そばにいなくて、ごめんね。

辛かったね。」

 

それから一週間。

息子は胃腸炎に近い症状を患っている。

お腹が痛くて下っており、食欲もない。

明らかに息子が体調を崩していることは見てわかることだが、夫は普段通りに「勉強しろ」と繰り返し言い、サッカーやボクシングに行かせようとする

息子が「無理。具合悪い」と言っても、聞く耳を持たない

結婚当時から朝食を作るのは夫であるが、こんなに体調の悪い息子に、朝から生クリームたっぷりのサンドイッチを出している。

何かの嫌がらせなのか?

息子が「食べられない」と言うと、夫は「食べないなら、自分で捨てて」と言って、息子を追い込んだ。

誰だって、食べ物を捨てたくはない。

胃腸が調子悪くて、本当に食べられないのだ。

どうしても朝食を食べさせたいならば、なぜ白粥に梅干しくらいにしてあげないのだろう。

息子は、泣く泣く、生クリームたっぷりサンドイッチを捨てた。

今日は塾に行かせるのは無理だと思ったので、休ませた。

すると夫は、息子がYouTubeや動画を見られないように、携帯等に制限をかけた。

 

夜、息子はベッドで、枕をずっと殴っていた

ストレスに苦しんでいることが、痛いほどわかる。

私がベッドに端に座ると、息子はようやく泣き出し、

「もう、パパと暮らすの辛い。

引っ越さずに、この家で、

ママと二人で暮らしたい。」

とはっきり言った。

私もそうしたい。心から。

息子がこの家に執着するのは、

学校が変わりたくない、

保育園からの友達が近所に沢山住んでいるのだ、友達と会えなくなるのが嫌なのだろう。

そして、産まれてからずっと住んでいる、この家のことも好きなんだと思う。

しかし、パパは出て行かない。

この近所で家を探したらいいのか?

家は変わることになるが、友達関係や学校は変わらなくて済む。

しかし、賃料が高い地域である為、アルバイトスタートの私の給与では、この地域での生活は厳しい。。。

どうにか解決方法はないものか。

悩みはつきない。

 

 

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