詰んだ

20XX年12月27日

一転して、義父は終始穏やかで、夫の話も私の話も「うんうん」と聞いてくれた。

自分の意見を切り込んでいく義母よりも、黙って話を聞いてくれる義父の方が、夫にとっては話しやすい様子だ。

しかし、夫の主張は変わらずで、最後まで黙って聞いていた義父でさえ、

義父「家族が穏やかに暮らしていくために、どうしたらいいかを考えた方がいいのでは?

と意見してくれた。

話すトーンは違えど、義父も義母も、私と同意見であった。

長時間経過し、別室で息子と遊んでいた義母が痺れを切らし、再度話に割って入ってきた。

義母は話をまとめるかのように、

じゃあ、仲直りして」と言ったが、夫は頑なに拒否した

夫「まだ二人とも若い方だし、このまま我慢して家族でいなくてもお互いに他の人を見つけて生きていってもいいのではないか」と言い出した。

瞬間、私は凍りついた

旅先で見てしまったGoogleフォトの画像が頭をチラつく。

黒か白か - 進撃のモラ夫
20XX年12月25日 Googleフォトに保存されていたスクショの数々。 それは、驚きの事実だった。 息子の同級生の母親と、夫がLineでやり取りをしている内容をスクショした画像が沢山保存されていたのだ。 夫は、指が太

途端に、義母も夫に尋ねた。

義母「え?(夫)は、他に誰か付き合っている人がいるってことなの?

夫はすぐに否定した。

夫「そうじゃないけど。。。

まだまだ人生はあるから、我慢して一緒にいなくてもいいと思っただけ」

と言った。

私は心が圧し潰されたように息苦しくなった。

まだ私たちは何も努力していないというのに。。

夫婦の関係性が良くなるために、沢山話し合って、がんばってみて、それでもどうしてもダメだったら「そうではない未来」を考えてもいい

なぜ、話し合うこともせず、離婚一択なのだろう。

やっぱり、あのママ友が原因なのだろうか。

クリスマス
20XX年12月25日  夫とママ友は、読んだ本についての感想を伝えあったり、日々のちょっとした出来事をメッセンジャーで多数やり取りしていた。 そのやり取りのスクショが、Googleフォトに沢山保存されていた。 ...

この状況で、どうやって夫とママ友の関係を探れるだろうか。

そもそも、離婚したくない私が、夫に真実(2人の関係)を突き出したところで、ただ離婚することになるだけなのでは。。

この状況をどう打破すればいいのか全くわからない。。

わからなすぎて吐き気がしてくる。

詰んだ。

※PR

この時期、Googleフォトによって怪しいメールを沢山見つけたものの、復縁を希望している私にとって、浮気調査をするかどうかは迷いどころでした。

お金もかかる上に、万が一、浮気がクロだとしても、その事実を突き付けたら、夫は開き直るか、「だから離婚しようよ」と言ってくるに違いないからだ。

でも、一応、将来の選択肢の為に、私はこの時期に探偵会社を色々尋ねて、見積もりを取りました。

それは、今考えても、やっておいてよかったと思います。

いざという時に、すぐ動けるように。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました