20XX年2月12日
義母が疑っている「夫は病気」説。
賽は投げられた – 進撃のモラ夫 (shingekinomorao.com)
人格が変わったように、私や息子に接する夫の様子に、義母は完全に病気を疑っていて、日々、ネットや本を読み漁り、何の病気の疑いがあるか調べていた。
私も、もしかしてそうなのではないかと思うようになり、暇があれば、ネットで検索していた。
更年期障害、脳腫瘍、強迫性障害、自己愛性パーソナリティ障害。。。等々
夫自身も、アダルトチルドレンについての本を読んだり、精神科に予約するなど、少し前までは自らの異変を感じているような行動があった。
夫の怒りは既に3か月ほど続いていて、こんなに毎日怒っていられるのかなと思うほどなのだ。
「異常な怒り」をキーに調べると、色々な可能性が考えられたが、夫自らが病気を疑い、病院に行くようでなければ、診断すらしてもらえないだろうと思われた。
夫は、妙なクリニックで変なことを吹き込まれて以来、もう自分が病気だとは思わなくなり、私の方がおかしい、異常だと思っているようなので、夫を病院に連れて行くことすら無理な話だと思った。
しかし、義母は諦めない。
何度も夫に、病院に行くように掛け合ったらしい。
夫から私にメールが届いた。
「知っていると思うけど、両親から強迫性障害の治療のために、心療内科に行くように言われている。
直接色々なことを見聞きしていない両親が何を根拠に強迫性障害を判断しているかわからない。
ママ(私)もこの話は既に聞いているよね?
僕のことを直接見聞きしていて、強迫性障害だと思う?
ママもそう思うのであれば、行ってみてもいいと思う」
という内容だった。
珍しく、怒ってない、、、、かな?
いや、でも、私が夫の様子を、義父母に話しているだろう!という内々の怒りは感じる気がする。。
でも、一度病院では診てもらいたい。。
私は注意深く、返答した。
「よく眠れていないみたいだし、下痢とか、色々なところで、そう感じることもある。
私は医者じゃないからわからないし、一度行ってみたらどうかな?」
すると夫は、「睡眠もお腹もいつも通りだよ。
僕に、どう異変を感じているのか教えてくれれば、医者に聞いてみるけど」
との返事だった。
そして、つい返答してしまったのだ。本心で。
「息子への接し方について、一生懸命やってくれているのだと思うけど、度が過ぎているように思う。
特に、パパが思う通りに息子が出来ていない場合に、一気にカッとなってしまう様子があり、息子を怯えさせている。
あとは、昨年の春か夏あたりから、極端に笑顔が消えたし、息子とすら笑い合ったり楽しく過ごせていないように思います。
息子が生まれた頃はそうではなく、昨年の春夏あたりから徐々に始まり、段々と強まっているように感じるから、一度診て貰ってもいいのかなと思いました。
強迫性障害は、家族集積性があると聞いたこともあるし。」
そうしたら途端に、夫のトーンが変わった。
「俺が息子に怒らなくなるのが病院に行く目的なの?
俺たちの話(離婚話)も、俺の病気が原因?」
あぁ、、やってしまった。地雷を仕込んでやがったか。。
私も慌てて返答する。
「私たちの話は、私が悪かったと思ってるよ。
息子に対する態度や、不眠などの不調は、もし強迫性障害が絡んでいるのであれば、服薬とかで改善の可能性もあるみたいだから、診て貰ったいいんじゃないかな?って思ったの」
その後の夫からのメールは言うまでもない。
離婚したい話に戻るという、通常運転である。
夫を心療内科に連れて行こうとしてくれていた義母に、こうして夫は行きそうもなくなりましたと報告した。
すると、義母から思わぬ話があった。
義母は別途、夫とやり取りしていたところ、夫はついに病院に行くと言ったらしい。
しかし、心療内科系は一度クリニックに行っているし、何か数値でわかる検査ができる病院に行く、とのこと。
その数値が問題なく、精神的な病ではないと証明したい。
もし正常なら、もう金輪際、病気だ病気だと言って来るな、という話だった。
そして、夫が自ら探した、脳波を計測できるクリニックに予約し、検査するそうだ。
数日後、義母からその結果を聞いた。
結果的には、基本的には正常。
しかし前頭葉が非常に疲労している状態。(正常値から大幅にずれている)
今の状況や悩みをドクターに話したところ、総合的(脳波の結果と夫の話した内容)に見て、
適応障害だと判断されたということだった。
なんとも言えない。。
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