20XX年12月31日
先日の話し合い以降は、夫と二人で話し合う時間を設けることはなかった。
息子が冬休みで家にいるという理由もあるし、私自身も今何度も話し合いを繰り返しても、結果は一緒だと感じていたからだ。
夫は相変わらず、例のママ友とのやり取りを楽しんでおり、現実逃避しているのだ。
こんな状況では、私と向き合って話し合いする気にならないだろう。
夫はただ単に、私と離婚したいという気持ちを募らせているだけだ。
私は、息子のためにも離婚はしないという思いが強かったために、日々努力した。
なるべく笑顔で明るく家族に接すること、
特に夫にはスキンシップ(手を肩に置く程度だが、長い期間全く触れてもいなかったので、かなりの変化である)したり、
夕食に夫の好物を作ったり。
しかし、何をしても逆効果だった。
特にスキンシップは夫からめちゃくちゃ嫌がられ、
「無理に優しくしてこないで。
余計やだ」と言われた。
私だって本心は、秘密裏に、息子の同級生のママとイチャイチャしている夫になんか、触れたくもないのだ。
しかし、そこは我慢して、何とか家族の縁が切れないように、頑張っているのだ。
それを無下にあしらう夫の姿を見ていて、ふと考えてしまう。
なんで、この人と結婚したんだっけ?と。
しかし、そんな気持ちを振り払って、日々頑張るのみだった。
今日は、スパイスカレーが好きな夫のために、バターチキンカレー(これは息子の好物)とダールカレー、サグカレーの3種類のスパイスカレーを作り、バスマティライスを炊いた。
夫は何度もおかわりして食べた。
このまま少しずつ、夫の怒りが解けて、話し合いが出来るテンションになったらいいな。
怒りがピークの時に話し合っても結果は変わらない。
時間はかかっても、お互いにクールダウンしたタイミングで話し合いをしなければ、いい結果にはならない気がした。
このときの私はそう考え、長期戦の覚悟を決めた。
私は、夫の心が緩むタイミングを見計らう為、日々、夫の様子を観察していた。
すると、朝でも昼でも時間に関係なく、夫に盛んにラインのメールが届いていることに気づいた。
そして夫は、メールを受け取ると、電話をするために必ず家の外に出た。
短くても15分くらい、長いときは1時間以上も家に入ってこないことが多い。
その行動は少しずつエスカレートしていき、だんだんと、夜10時を過ぎると「電話してくる」と息子に言って、家を出ていくようになった。
帰宅時間は、夜中の2時3時になるようになった。
こんな状況で、20XX年の年を越したのである。
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夫の気持ちが、明らかに外に(他の女性)いっていると感じるとき、
もちろん、寂しいし悲しい。
そんなとき、弁護士に相談するのもいいと思います。
私は、離婚調停が始めるという時に初めて弁護士を探し始めたけども、
先を見据えて、弁護士を探し始めるのは早い方がいい。
そう思います。
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